Typhoid

ルームメイトが「たいふぉいど」にかかった。「たいふぉいど」とは腸チフスのことである。そんなわけで、インド、ムンバイの私立病院にお目にかかる機会を得た。

まずこれが病院食。インドの病院は家族が看護にあたるのがあたりまえらしく、病院によっては食事がついていなかったりするそうだ。また、医者が書いた処方箋を持って、病院とは別の場所にある薬局に薬を買いに行かなければならなかったりすることもあり、単身でインドに乗り込んできて入院と言うことになると、病院によってはかなり厄介な目に合うことにある。
「こんな食事でどうやって体力付けろっていうのよ!」と、ルームメイトより数日前にやはり腸チフスにかかった韓国人の同僚は言っていたが、たしかに見た目も内容もなかなか寂しいものである。すべての病院がそうなのかはわからないが、ルームメイトの入院している私立病院の食事はすべてベジタリアン食らしい。「最初の数日はさすがに食欲が無かったけど、回復するにつれて食事が我慢ならず、デリバリーを頼んだ」と言う。食事制限に関してもかな~りゆるい感じが窺える。
さらに、問題なのは入院費。デラックスルームといわれる、部屋を選んだルームメイトは一泊6000ルピー(約9000円)を払うことになったとか。個室で、液晶テレビと冷蔵庫とバスルームがついていたが、内装としては、日本でいう普通レベルの個室といった感じであった。そう考えると十分お高い。さらに医療保険も治療費はカバーできても、部屋代はほどんとカバーされなかったりと、日本の海外保険制度とくらべると、よくわからないサービス内容になっていたりする。
ところでこのルームメイトは母国で腸チフスの予防接種を受けていながらインドでしっかり腸チフスにかかってしまった。インド人の間でも日本よりは身近であっても、そんなにかかることのないレアな病気である。彼らの間でもローカルレストランの食事には手をつけなかったり、あくまでホームメイドの食事を好む人がいるくらいなので、やはりインドのこの手のビョウキは意識的に防ぐべきものなのかもしれない。

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