ダイレクト・コミュニケーション

日本では「ダイレクト・コミュニケーション」が主にマーケティング用語として使われているようだけれど、今回は、「意思伝達が直球であるか、そうでないか」の方について書いてみようと思う。 よく、欧米人は言い回しが直接的で、日本人…

日本語にない言葉。

ハンガリー人で日本語を勉強している子に「賢い、頭が良いという意味で経験を積んだ年長者にだけ使える言葉は日本語にはない?」と聞かれた。 「老獪」という言葉が一瞬浮かんだけれど、これはネガティブな意味での賢いだし、そもそも口…

インド人と下町観光。

前職の同僚たち(インド人2人と日本人からかけ離れた日本人1人)と浅草観光をした。 インド人2人は出張で初めて日本にやってきて、1人はインドの外に出る事自体初めてだったらしい。ちなみに2人とも20代後半で既婚の男性。 浅草…

「地球」を確かめに行く。

GWのちょっと前から2週間ほど旅行へ行った。大阪、淡路島、奈良、ブルガリアのソフィア、ギリシャのアテネ、ミコノス島、サントリーニ島と。 最初は海外に行く予定は立てていなかったのだけれど、2015年10月の台湾旅行以来、日…

目的を持って海外にでること。

 ※以下は、2011年インドへ出発する前に、ある本の巻頭エッセイとして寄稿した文章に、ちょっとだけ手を加えたものです。 「お前はラッキーなやつだな」と、世界一周をしている過程で、いろいろな国の人に言われた。それまで自分が…

ジュンパ・ラヒリ「その名にちなんで」

長編の外国人作家の小説が読みたくなって、近所のブックオフに出かけた。日本の書店はそれが古本であっても、店の隅から隅まで奇麗にギッチリ本が詰まっていて、歩いているだけで幸せな気分になる。いくらオンラインで発注してすぐに本が…

聴こえてきた寝息 — ラマダンの平和な午後。

とある平和な午後のオフィス。カタカタとタイピングをする音の狭間に聴こえて来たのは誰かのイビキ。イビキの主の方を確認すると、みんな顔を見合わせてクスクスと笑う。 6月19日から始まったラマダンの折り返し地点に差し掛かり、睡…

ムンバイで雨を愉しむ。

先週から本格的なモンスーンが始まった。ムンバイ一年目の同じ時期のブログで、4ヶ月も続くモンスーンを楽しめるだろうか、みたいなことを書いていたけど、4年目ともなると人はガラリと変わる。今年はまさにモンスーンを待ち望んでいた…

8月の問題解決と9月の新たな問題。

8月に書いたアパートの更新とか壊れたもろもろの修理が、9月に入る前に片付いた。 まずアパートの更新だが、交渉に負けて結局家賃10%UP で手を打つ事に。2年目は1BHKを36,300円/月ということになった。インド人の友…

「インド人だからね。」

もうすぐムンバイに来てから3年が経つ。長いこと日本を離れていると、当然のことながら日本のトレンドがまったくわからなくなる。それでも、ムンバイにいる日本人は比較的日本の情報もしっかりと追っていて、彼らが話していることについ…

爆弾と共存生活。

今月のタスクその1、アパートの契約更新だが、今日はそのミーティングで大家さんと、ブローカーがウチへやってきた。更新するにあたって、いろいろと壊れている物を修理してもらわねばということで、ワールドカップ開催前日から壊れっぱ…

ただの日記。

ご機嫌斜めだったSamsung携帯がお亡くなりになり、土曜日にFlipkartで注文したiPhoneちゃんが無事に届いた。ついでに、「小切手ブックを送っておくんなさい」と銀行へ送ったメールへの返事も、翌日にきちんと届いた…