パキスタン人のおじさんと、中国人青年

ヒンディー語を勉強するために近所のインド料理レストランに行った。 
そこでビールを飲んでたパキスタン人のおじさんと仲良くなった。 
そのおじさんは池袋に6ヶ月住んでいたことがあり、今は韓国のパスポートを持っていて、ホーチミンでベトナム語を勉強しながら仕事を探しているそうだ。

 
「日本人は本当にいい人だ。正直だし、時間を守るし、親切だし、人をきちんと信じる」 

もう何回もいろんな国で聞いた評価。どの国の人も同じことを言う。 

「今ではイスラム教徒を嫌う人がたくさんいるよね。イスラム教徒はテロを起こしかねないって。でも僕らは自分の国の自由のために戦っているんだ。僕らからすれば戦うイスラム教徒はヒーローなんだよ。でも外国人から見れば、たとえそれが自由のための戦いであっても、ただの危険なテロリストにしか見えてない。たとえば、日本が韓国に侵略されたら、君たちだって自由を取り戻すために戦うだろう?それが第三者の目からはテロを起こしているとしか見られない。不条理だと思わない?それが今のイスラム教徒に向けられている評価なんだよ」 



昨日会った同い年の中国人青年も自分の国籍について話していた。 

「マレーシアとかタイとかインドとか、アジアの国はいろいろいったけど、国籍が理由で嫌な目にあったことはたくさんある。みんなテレビとかインターネットの情報だけを見て、中国人に悪いイメージを持ってるんだ。本当の中国人はどういう人なのか、一度も中国にいったことはないのにレッテルを貼る人ってたくさんいる」 

加えて、個人の中国人旅行者にはほとんどビザが下りないと言っていた。 

「タイでたくさんの日本人にあったよ。彼らはタイからインドやマレーシアに陸路で移動できる。ぼくらはビザが下りたとしても、ほとんどの国に飛行機で行くことしか許されてない。香港国籍をとればビザもいらなくなるけれど、香港国籍をとるには香港に7年間住まないといけないんだ。本当に日本人がうらやましいよ」 


「どの国の人は嫌いだ」という話はとてもよく耳にする。 

たとえば、午前中に韓国人と仲良くなって、午後、仲良くなったパキスタン人は「韓国人は嫌いだ」といっていたり。 
自分が日本人だから、面と向かって「日本人は嫌いだ」という言葉をきいたことがないだけかもしれないけれど、日本人であることがステータスであることは間違いないと思う。 


「まあ、相変わらず話しかけると逃げていく日本人がいるけどね。もうちょっと外国人に対する免疫ができるといいよね」

パキスタン人のおじさんは笑って言っていた。

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