Kiev -2-

2日目。

ぺチェルースカ大修道院へ。この修道院には地下墓地があるということだったので、行ってみる。女性はスカーフで髪を隠さねばならず、入り口でスカーフを買う。終日霧という悪天候もあってか、観光客はどこにもいなかった。ミイラがガラスケースの中に収められていて、そのガラスケースに頭をつけて祈る人たちがたくさんいた。特定の宗教に属さない者の目からしてみれば、慣れない空気で恐怖感に似た感情を持った。地上に出たら、ちょうどミサをやっていたので、見学した。

Ivano-Frankivskでも、タクシーやバスに十字架をかけている光景は日常だったし、日曜日にミサに行く人たちもいた。その一方で、「僕は神を信じない。信じるとすれば、それは自然の中にある力で、宗教という枠の中での神という概念は持っていない」という人もいた。日本よりは宗教に関連した行事や、慣習が多いものの、若い世代にはそれほど強い信仰心を感じることはなかった。

町に戻って、前代のAIESEC in Ukriane Presidentに会う。彼らはAIESECの同僚たちと、会社を立ち上げていて、日産が入っているビルの一室にオフィスを構えていた。オフィスでは、彼が現役の時の映像や、写真をたくさん見せてくれた。どの国でも、AIESECのOBたちは、本当に楽しそうに、当時の話をする。
ウクライナについての話をした時に、多くの人が言っていたように、彼もこんなことを話していた。

「ウクライナは若い国だから、年代によって人々の考え方や行動にも差がある。けれど、数年発てば、もっと素晴らしい国になるよ。ロシアとEUに挟まれている立地も活かせるはずだしね」

そういう話をする彼らは、いつもとてもいい表情をしている。
けれど、一方で、私は彼らにはキエフを東京のような街にはして欲しくない、とも思った。

コメントを残す

以下に詳細を記入するか、アイコンをクリックしてログインしてください。

WordPress.com ロゴ

WordPress.com アカウントを使ってコメントしています。 ログアウト /  変更 )

Google+ フォト

Google+ アカウントを使ってコメントしています。 ログアウト /  変更 )

Twitter 画像

Twitter アカウントを使ってコメントしています。 ログアウト /  変更 )

Facebook の写真

Facebook アカウントを使ってコメントしています。 ログアウト /  変更 )

w

%s と連携中