Gujarat wedding ceremony

インド移住より4ヶ月。ついに念願のインド式結婚式へ参加する機会を得た。主役は会社のチームの直属の上司。遡ること約2ヶ月前、彼女は満面の笑みで、いつもより遅れて出勤してきた。「I’m engaged! (私、婚約したの)」。誰もが驚きの声を上げ、冗談だとさえ思う同僚もいた。誰も彼女がこんなに突然に結婚することになるとは思っていなかった。

さて、インドではまだまだメジャーな”Arranged Marriage”。彼女もこのケースだ。様々な文化、宗教、言語、経済力が混在するインドでは、バックグラウンドが等しい相手を親や親戚が探してくることが、まだまだ多い。インドの新聞には、花嫁、花婿募集の欄があり、自分のバックグラウンドを載せると同時に、どんな相手を希望するかも書かれている。「色が白くて、細身であること」など、身体的特徴まで指定するような文章さえある。

ムンバイのような都市部では、Love Marriageもめずらしくはなくなってきたが、(現に同僚のほとんどは恋愛結婚だ)、恋人がいても、最終的には親の決めた人と結婚するという若者も少なくないとか?

彼女の場合は、夫となった紳士とは、5,6回会っただけで婚約したのだという。ほとんどが恋愛結婚が常識と言う国からインドへ来ている私たちは、このプロセスは正直理解しがたいと同時に、彼女の心情に興味津々であった。彼女が言うには「何年付き合ったって相手を完全に理解できるわけではないのだから、プロセスが短かろうが長かろうが同じこと。結婚してからも相手を理解するよう努めなければならないことに変わりはないでしょう?」ということであった。結婚が決まってからの彼女には、たとえ婚約までのプロセスがArranged marriageであったとしても、まるで恋愛結婚であるかのようにとにかく幸せそうだった。

さて彼女の結婚式はヒンドゥーのグジャラート式であった。グジャラートの結婚式は、日本でいう名古屋の結婚式並みにゴージャスだという話を聞いていたが、たしかに装飾がすごかった。グジャラートの結婚式でのベースの色は赤と白らしく、写真のように新郎新婦ともに衣装はその二色で固めている。他の結婚式を見たことがないので、同じヒンドゥーで、各々どんな違いがあるのか比べることはできないが、式のやりかたはだいたい同じであるらしい。ステージの上には主役と親族がいて、なにやら火のまわりをひたすらぐるぐるまわっていた。儀式の最中、ゲストは会場にならべてある椅子に自由に座り、いつでも外にあるバイキングを食べに行くこともできるし、退席することができる。長いので、最初から最後まできちんと座ってみているなんてことはできない。私もカメラを持って、ステージの目の前で写真を撮りまくったが、誰も気にしない。この儀式は3、4時間続き、その後、主役が衣装を変えてステージに戻ってきて、ゲストと写真を順番にとったり、贈り物を受け取ったりして終わりである。日本の結婚式みたいに、参加者全員でのプログラムがあったりするわけではない。

この儀式の前夜祭ではDJ Nightがあったり、後では身内でのパーティーがあったりして、その後はハネムーンに行くのだとのこと。中には一週間続く結婚式もあったりするらしいが、彼女の場合はわりとコンパクトなプログラムで、参加者も150人ほどと小規模なほうであったらしい。

ともあれ、インドの結婚式は、衣装のゴージャスさを観ているだけで楽しい。ラジャスターンの結婚式はこれ以上に派手だということだったので、機会があれば他の地方形式の結婚式にも参加してみたいところである。

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