The way to Cres Island

*Sorry about written in only Japanese.

「どこかツーリスティックじゃなくて、ザグレブからさほど遠くなくて、ビーチのある場所を教えてくれませんか?」

ザグレブ滞在2日目。ホステルのオーナーに尋ねた。「クレス島なんかいいんじゃないかしら?」地図を広げて彼女の指差した場所には小さくCresという文字。太文字でもなく、大文字でもなく小さい文字で書かれている、イコール、さほど有名ではない穴場である可能性が高いと予測。そんなわけで、ザグレブからバスで二時間、リイェカという街へ向かってそこからフェリーに乗り換えるというルートを教えてもらった。

翌日小雨の降る中、11時にザグレブのメインバスターミナルからバスに乗り、13時半頃にリイェカに到着。そこからフェリーが出ていると聞いていたものの、どこがフェリー乗り場かわからなかったので、とりあえず港の方へと歩を進めてみる。なんといっても15キロのバックパックを背負っているので、少しの距離でもしんどい。船はたくさん停泊していたが、チケット売り場らしきものがない。港沿いのカフェで尋ねると、「Over there!」と、ウェイトレスのおねえさんはぐるっと道のりを辿るように200メートルほど先の建物を示した。「such a long way….thanks…」愚痴をこぼしてもしょうがないのだけれど、とにかく雨は降っているし、バックパックを担いでいる。しんどい。それでも透明度の高い水面を眺めて自分を励ましつつなんとかチケットオフィスに到着。「クレス島への次の船のチケットください」というと、窓口の眼鏡のおねえさんは、地獄の底から響くような声で「とぅでい、どんと、ごおおおおぉぉぉ」と言った。風がそこそこ強いことを一瞬バスの中で気にしたが、まさにそれが理由だった。私の後にも何人かのクロアチア人が窓口のおねえさんから「ネ・マ!(ないわよ)」と死の宣告を受けて「ネ!?」と驚いていたので、おそらく稀なことなのだろう。横浜のシーバスはこれくらいじゃ止まらない、と心の中で悪態をつきながら、明日の船の時間を尋ねると、「バスならいけるわよ」という淡白ながら、天からのアドバイス。「何時?」と聞くと、「しらないわ。バス停言って聞いて」という、またまた地獄からのアドバイス。バス停・・・つまりさっきの場所に戻れということだった。

リイェカで一泊することを考えたが、どっちにせよ結局は宿泊先確保のためセンターに戻らねばならなかったし、思い切ってバス停に戻ることにした。しんどいことこの上ない。チケットカウンターでおばさんに尋ねる。「クレス行きのバス何時?」すると、おばさんは目を丸くして、「大変!今よ、今!2時半!走って!3番乗り場まで!」と言った。「まじかぃ!」と思いつつも、とにかく走った。15キロ担いで、全速で。すると3番乗り場らしき場所に2台のバス。手前のバスに乗り込んで、「これクレス行き!?」と最前席のシスターに尋ねると、「英語はわからないわ。ドライバーに聞いて?」とジェスチャーで答える。ドライバーはお客さんとしゃべっている、「これクレス行き!?」割り込んで聞くと、「ノー」という回答。ということでもう一台のバスへと向かおうとしたら、そこにはもうバスはいなかい代わりに3人の旅行者らしき女性が立ち尽くしていた。「あの、クレス行きのバスって・・・」「今、行っちゃったのよ。私たちも逃してしまったところ。次のバスは5時だって。フェリーが運休なんてアンラッキーよね」と、がっくりした表情で親切に教えてくれた。5時。あと2時間半。どうしようもない。待つしかなかった。センターでパンかじって、マックのテーブルに座ってぼーっとして時間をつぶす。リイェカもきれいな街だったが15キロがいるから歩き回りたくなかった。

4時半にバス停に戻るとプラットフォームに15人ほどの列。フェリーが運休していたがため、おそらくバス利用者がなだれ込んだのだ。入り口でもたもたしている乗客をかき分けて(これはインドでは必須のスキル)バスに乗り込むと、すでにほぼ満席だった。隣の席の女性によると、2時のバスはガラガラだったのに、今は1台では大勢の乗客をまわしきれず、2台目のバスが後に控えているとのことだった。「フェリー止まっちゃったからね」と言うと、彼女もまったくアンラッキーだわ、という表情で「disaster disaster」と首を振った。

バスで1時間半ほど経つと、フェリー乗り場に到着した。「バスで行ける」と言っていたのは、「バスを運ぶフェリーは運航している」という意味だったようだ。橋でもあるのかと思っていたが、そういうわけではなかった。15分ほどで島に到着。そこからクレスのセンターまで10分ほど。そこからさらに1時間ほど先の街に住んでいるという隣の席の女性にさよならを言って、バスを降り、ツーリストインフォメーションを探す。ザグレブのオーナーに宿の確保について尋ねたら、「Just go. 行けば宿は見つかるよ。もうハイシーズンじゃないし、どこも満室ってことはないから」ということだったので、宿は現地調達だった。キッチン付きのアパートメントを希望したが、「1人用のアパートメントはないわよ」とバッサリ言われ(ヨーロッパは一人旅の旅人にやさしくない、シングルルームはほとんどない)、15ユーロのシングルルームを確保。日も暮れてきたし、さすがに疲れたので、希望に適う宿は明日探すことにした。キオスクで夕飯の材料を買ったが、宿泊先にキッチンがなかったというのが、その日最後のアンラッキー。夕日が素晴らしかったので、すべてはうまくいったと思いこむことにして早めに就寝した。

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