visiting Washington DC with Korean Boy

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US研修中の週末、NCのRaleighというところから、Washington DCへ日帰りドライブをした。
同期の友人は、そこで学生時代の友人と会うということだった。私は一人で街をぶらつく予定で、彼女のDC行きに便乗したのだが、当日の道中、彼女の友人も、一人、知り合いを連れてくるということで、私は、その人と、半日DCを観光した。

その彼は韓国からの旅行者だった。お互いが共通言語である英語を流暢に話せなかったこともあり、かえって一方がストレスを感じることも無く、面白い会話ができたように思う。
市内でタクシーに乗ったとき、あきらかに、ぼったくられた金額を請求されたので、私は運転手に抗議しようとしたが、彼に止められた。
なんで正規の料金を尋ねないのか、と質問したが、まあいいじゃないか、というような感じで、さして気にしていない様子だった。

私が日本人、中国人、韓国人の見分けがつかないというと、それをきっかけに、街中ですれちがうアジア人の国籍あてゲームが始まった。すれ違うときに、話している言語で、いずれの出身かがわかる。韓国では、いま流行のブランドがあって、韓国人は皆、そのブランドのロゴの入ったジーンズをはいているからすぐに判別がつくのだそうだ。

そして、20歳の男の子である彼が興味深そうに私に尋ねたのは、「日本でも男が女の子に奢る」というのが普通の習慣なのか、ということであった。そこで合点がいったのが、タクシーに乗ったときに、料金を払おうとした私の横から、「いらないから!」といって、ありえん素早さで運転手にお金を払った時のことだ。
なるほど、と思い、韓国ではそうなのかと尋ねたら、「その判断はとても難しい。僕個人としては、割り勘というのが公平で一番良いと思うけれど、そうは思わない人もいる」ということだった。きっと、国籍も異なる初対面の人間とタクシーになんぞ乗って、どうすりゃいいのか判断がつかなかったんだろう。結局のところ、割り勘も断られてしまったわけであるが、質問に関しては、「日本の女の子も考え方は人によるよ」という返答を返しておいた。あんまり有益な返答とも思えないが、実際にそうなんだから、そういうしかない。

ところで日本人は写真をよく撮るという話は有名だが、私に言わせれば、日本人以上にカメラ好きの外国人の方が多いように感じる。それも、ふとした瞬間にシャッターを切るのではなく、有名な建造物の前での「記念撮影」を撮りたがるのだ。「私はここに行ったのだ!」という記録を残したいのだろうか。有名建造物をバックにした記念写真というモノの価値が、私にはいまいちよく分からない。

Washington DCという街は、非常に住み心地のよさそうな街だった。観光に行くだけとなると、すでに多国籍料理を食べたり、ショッピングをする環境に恵まれた都会人には、あまり珍しいものもなく、適してはいないかもしれないが、都会過ぎず、かといって田舎でもない。のんびりと長期滞在して、街の人たちとの生活を楽しむとすれば、良いUS滞在の一コマが作れそうだ。

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