日本語にない言葉。

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『翻訳できない 世界のことば』(LOST IN TRANSLATION : An Illustrated Compendium of Untranslatable Words)

ハンガリー人で日本語を勉強している子に「賢い、頭が良いという意味で経験を積んだ年長者にだけ使える言葉は日本語にはない?」と聞かれた。

「老獪」という言葉が一瞬浮かんだけれど、これはネガティブな意味での賢いだし、そもそも口語ではないので説明すべき言葉でもないなぁ、と考えた。

日本語は語彙の多い言葉だと思っていたけれど、実際はそうでもない。

その昔、ウクライナに居た時に、彼らの言葉でloveを意味する言葉が10種類くらいあると聞いた事がある。

友人なのか、夫婦なのか、愛人関係なのか、関係性によって使う言葉が異なる、みたいな話だったと思う。(こんなに種類があるのも、さすが若年層の結婚と離婚が多い国っぽいなあ、とか感心しながら聞いていた)

数ヶ月前、『翻訳できない世界の言葉』という絵本が書店にあって、パラパラ見てみたことがあるのだけれど、その中に「SZIMPATIKUS(シンパティクシュ)」という言葉があった。

誰かと初めて会って、直感的にその人が良い人だと感じるとき、その人のことをシンパティクシュという言葉で表すらしい。

これは個人的にとてもしっくりくるシチュエーションで、なんとなく覚えていた。

調べてみたら、これはハンガリー語。

ハンガリー語って語彙の多い言葉なんだろうか。昔、ブダペストに行って現地の人の会話を聞いた時にどの国の言葉とも似ていなかったのでとても印象に残っているんだけれど。

ちなみに、インドのヒンディ語は語彙が多いのか少ないのかよくわからない。

昨日も明日も「kal(カル)」だという事を聞いて、どうやって判断するのかと聞いたら文脈が過去の話なのか未来の話なのかで判断するらしい。

実際は語彙はあんまり多くなくて、ただインド人がよくしゃべるからなんとなく言葉の種類も豊富だと感じるだけかもしれない。

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