ムンバイでプライベート・タクシー Everyone’s Private Cab

ムンバイのモンスーンでは電車がよく止まる。それで会社を休めるラッキーな社員もいれば、雨ごとしで仕事を休めないアンラッキーな社員もいる。私の部署は日本にいるお客さんたちの窓口になるチームなので後者にあたる。そして、電車が止まって通勤できない彼らの味方はムンバイを走るプライベート・タクシーだ。

リキシャ、メトロ、ローカル電車、パブリック(政府運営)・タクシー、プライベート(企業運営)・タクシーと、車やバイクを持たない人々はこれらの乗り物を駆使してムンバイを移動する。私はもともとタクシーを使うことは多くはなく、近場はリキシャ、遠くへ行く時はローカル電車を使う人間だったが、こう雨がひどいと、目的地に着く頃にはびしょ濡れという状況を回避したいというニーズが出て来る。そして、ムンバイ生活4年目にしてついに見つけた一番楽な移動方法がプライベート・タクシー「Uber」だ。

先週、ムンバイでリキシャとパブリック・タクシーによるストライキがあった。聞けば、彼らはプライベート・タクシーにどんどんクライアントを取られてしまっていることに反感を持ってストライキに走ったとのこと。具体的には、Uber、Ola、Meru Plusなどの会社が矛先で、これらのタクシーは携帯のアプリを使って簡単にタクシーを予約できるため、このアプリを政府に利用禁止にしろと要求したようだ。

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これがUberのアプリで見た予約画面。地図上でピンを使ってピックアップ場所を指定し、周りを走っている車をアイコンで見る事ができる。こちらの画像では、指定したピックアップ先に9分で着く範囲に4台のタクシーがいることを示している。次のステップで料金についての詳細が提示される。雨がひどい時などのクライアントからの需要が高まるときには、ベース・レートが高くなったりする。ドライバーが目的地に着くと、メッセージが携帯に届く。現在地はオンタイムで地図上に表示されるが、電話でもドライバーと直接コミュニケーションがとれる。目的地に着いた時点で、オンラインで予めしておいたプリペイドから自動決済される仕組みだ。同時に担当したドライバーのフィードバックも送信できる。

以前、Meruを使ってみたことがあるが、時間どおりには到着しないし、ドライバーの現在地も当然、電話での会話でしかわからない。フライトの予約をしていて空港に向かうためのタクシーで、すでに30分以上遅れていたので電話で苦情をあげたら、「インドなんだからこの程度のことはあたりまえですよ」と言われたことがあり、それ以降一度も使っていない。

ストライキがあった日に、よくUberを使って通勤しているインド人同僚に、もう1人のインド人同僚が「おまえみたいなやつがいるからストライキがあるんだ」と冗談めかして言っていて、「だったらパブリック・タクシーの方が良いと俺が納得できる理由をあげてみろ」と対抗していた。たしかに、今となっては、そんなの一点も思いつかない。

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