"THIS IS THE WAR" ムンバイの雨期

先週の深夜に雨が降ったのを最後に、本格的なセカンド・サマーがやってきた。日中の気温は33度。この気候は11月下旬まで続く。ムンバイのベストシーズンは12月から3月上旬までで、このたった3ヶ月を除けば、あとは日中40度近くまで気温があがる乾季と、バケツをひっくり返したような雨が降り、道路が冠水する雨期のみ。

さて、過酷な季節、雨期について面白い動画があったので、ちょっと季節はずれだが紹介したい。

ムンバイでは雨期になると、通話音声が途切れたり、ラジオが聞こえなくなったり、テレビの映りが悪くなったりする。インターネットもよく通信の調子が悪くなる。日本人からしてみれば、「台風でもないのになんでそんなことが?」と思うかもしれないが、ムンバイの人たちはあたりまえのように、そういう不具合を雨のせいにする。

排水設備がよくないので、道路が川みたいになったりする。動画では「高いところに非難しなければ!」とか言っているが、これは大げさにせよ、ちょっと低いところに位置するエリアは本当に洪水みたいになって、リキシャや車が水しぶきをあげて道路を進んで行くことになる。ちなみに「ロナウラ」とは、プーネ近郊の高原地帯で、ムンバイの人たちが休暇でよく訪れる。

そしてなんでもデリバリーをしてくれる文化のあるムンバイでは、デリバリーをする人たちにとって、雨期は厳しい季節。雨が降れば車の数は増えて渋滞し、洪水になれば別ルートを行かなければならないので、デリバリーには時間がかかる。それでもボスに「30分以内にピザを届けろ!」と言われて「そんな無茶な!」と社員が反論し、最後にボスが「傘があるだろ!」と言っている。

さらに、雨が降るとリキシャが捕まらなくなる。リキシャワラは冠水するエリアに行きたがらず、例えば「アンデリ・イースト!」と、行き先を告げても、本当にこの動画のように「やだよ」とアッサリ振られることがある。ピザ屋のボスが「ある者は雨期を生き抜く事ができない」と言っているが、その最たる一例が、リキシャに乗車拒否をされることだ。30分捕まらないということだってある。

ハリウッドの「ワールド・エンド」系映画のトレーラー調で、これらの悲劇をドラマチックに(?)描いていて、ムンバイの雨期事情を知っている人がみれば、笑わずにはいられないに違いない。

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