インドでビジネス。

ここ数ヶ月、「インドでビジネスを起こしたいのですが、現地の生活事情を教えてくれませんか?」という問い合わせを貰うことが増えた。リサーチ会社や、日本人女性たちから依頼が来て、インド人の同僚や、友達を紹介することもある。こういう話を聞くとすごくワクワクするし、私自身としてもインドで出来る事をもう一度考えるとてもいい機会になる。

大体の人たちが、デリーも市場のひとつとしてみなしているようだけれど、デリーとムンバイでは異なる部分がたくさんあるので、同じインド進出といっても一括りにできない部分もあるだろうな、というのが3年弱暮らして来て思う事だ。地域だけでなく、インドは経済力や宗教、年齢などによって、考え方や習慣が異なる複数のコミュニティレイヤーが存在するので、誰を顧客とするかによって調査しなければいけない部分がかなり異なるはずだ。経済で言えば、道ばたで売っている生活用品や野菜もあれば、高級ショッピングモールで売っている商品もある。用途は同じでも、品質や金額はピンキリ。宗教によって食べられるものは大きく変わって来る。若者は海外に留学したり外国人の友達が居たりして、オープンな考え方をするのに対して、彼らの親世代は未だに非常に保守的な考え方を維持していたりする。

どの国でも言える事だと思うけれど、インド人を対象とするビジネスを起こすために調査をするにあたって大事なのは、「たくさんの現地のインド人」に直接話を聞く事だと思う。「たくさん」と言っている理由は、この国では他の国以上に「異を唱える」ことが特別ではなく、個人個人がいろいろな見解を持っていることが多い。同じコミュニティであっても複数の回答や意見が出て来る可能性が十分にある。特に日本人と比べると、個人個人のバックグラウンドが異なるので、日本人の感覚で調査をすると失敗する可能性がある。その点では、調査の時点から非常にタフな市場と言えるだろう。

日本人女性の中にはインドに来るのも初めてという人もたくさんいる。彼女たちのフットワークの軽さやチャレンジ精神は素晴らしい。とはいえ、はじめて訪れる国の移動手段や治安の点での不安はやはりあるようで、この部分ではいろいろ情報提供する事はできると思う。ムンバイで約3年という滞在期間は長いかどうかわからないけれど、比較的いろいろな面からこの街を見て来たという自信はあるので、これからビジネスを起こす上で何かできることがあれば引き続き情報提供をして行きたい。

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