ガッズィラ!への反応

先日、ハリウッド版ゴジラの”Godzilla”がムンバイでも公開された。原作が日本なので、インドの人々の反応が気になり、いろいろな人に聞いてまわっている。(自分自身はまだ観ていないが)

まず、会社の20代のインド人同僚に聞いてみた。すると、「I don’t like it but you will like it」というのが第一声。詳しく聞いてみると、「ゴジラが悪役なのか良い奴なのかわからなくなった」と言う。今回のGodzillaシリーズは第二作目だが、第一作目はクリアにゴジラが悪役であるのがわかったのに、今回は立場が不明瞭だったということらしい。善人(?)説を唱えると、「良い奴だったら、なんで街を壊しまくっているんだ!」という反論が出る。30代前半のインド人女性に聞いてみたところ、「ゴジラはモンスターなんだからしょうがないでしょ!ゴジラは生まれては行けない時代と環境に生まれてしまったのよ!」というゴジラをかばうような発言が見受けられた。たしかに、ボリウッド映画は悪い奴と良い奴がはっきり別れていて非常にストーリーがシンプルである。まして、怪獣が主人公の映画など無い訳だから、一体どのように解釈したらいいのかわからなくなってしまっても、ある意味当たり前の事なのかもしれない。

しかし、原作のゴジラもそう考えると同じで、いつも物語の前半はゴジラが街を壊しまくっているシーンがあり、人々が逃げ惑う。が、一旦、敵が現れるとその敵を退治してくれるような立場として話が進んでいく。子供は細かいことは特に気にしないということなのだろうか。

今回の作品で、海外俳優がゴジラを「ガッズィラ」と発音するなか、渡辺謙が1人だけ日本語の発音で「ゴジラ」と言っているのがなかなか印象的だったという話もきいた。渡辺謙は一応、ハリウッド映画によく出演している日本人俳優として認識はされているようだ。

余談だが、韓国人の友人からは、「Worst movie ever!」という感想が届いた。理由を聞いても、自分で観てみたらわかる、といって教えてくれない。私は子供の頃、原作のゴジラを劇場で観ていた人間なので、数年前にハリウッド版のティラノサウルスのようなゴジラを観て、「なんか違うなぁ、まあ、違う映画だと思えば面白いけど」という感想を持った覚えがある。ムンバイの映画館はまだ満席らしいので、人気のあるうちに映画館に行って、彼らの反応をみてみたいと思う。

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