かけ離れて行く面白さ。

インド人の同僚と雑談中に「最近、日本語を使わない分、日本語力が衰えてるんだよね」と、話したら「でも入社した時に比べてかなり英語が上手になったね」と言われた。入社して2ヶ月くらいの日本人の同僚にも、「相手はあんなに分かりにくい英語で話しているのに、以心伝心みたいに言いたい事分かり合えてるように見える時があるよ」と言われた事もある。嬉しいのか、残念なのかわからないが、インドにいる限りは喜ぶべきことなのかもしれない。

言語力もそうだが、やっぱり日本を離れていると、むしろ日本が外国、という感覚が強くなって来る。たまに学生時代の友人とスカイプで話したりすると、10年前は似たような視点でものをみていたのに、今はぜんぜん変わってしまっていると感じることがある。その「ズレ」は10年という時間が作り上げたものであると同時に、生活の場を変える事で、できあがったものでもあるのだと感じる。

だんだんと自分が日本という拠点で培ったものから、かけ離れて行く感覚というのは、なかなか面白い。今の時代、そういう経験をしている同世代の人間はたくさんいると思う。ただ、日本でそういう経験をした若者が社会の大多数を占めるような時代は、まだまだずっと先だろうし、外国に出て行く人と、出て行ったらそのまま、という人ととの二極化が進んでいるという話も耳にする。自分と同じように「かけ離れて行ってしまった人たち」が、今、どこでどういう人になっているのかを確認してみるのは面白い。

とはいえ、育った国の習慣や常識というのは、どうしても変わらないものだ。インドにいれば、予定通りに物事は進まないし、そういうことに腹を立てている自分の中に、日本人を発見することも多々ある。日本で培ったベーシックな価値観は自分の中に残して、その他のことは柔軟に吸収していきたい。かけ離れて行った結果、どういう将来が待っているのかというのも、また一つの楽しみである。

今回はPharrell Williamsのミュージックビデオを貼ってみた。
インドで撮影されているので、彼らみたいに楽観的になってみたい人はご鑑賞あれ。

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